伊勢神宮へお詣りに行きました。好きな場所や神聖な空気を感じる場所は、人それぞれと思いますが、ご紹介させて頂きます。
伊勢の神宮の参拝のはじめに外宮(げぐう)に参りますから、伊勢市の駅より歩きます。
伊勢市駅までは名古屋駅より1時間40分、車窓からの景色はのどかですし、電車の揺れ具合が読書にもそう悪くありません。うとうとして、眠りにもそそられます。
伊勢市駅より外宮に向かう途中に、別宮の月夜見宮(つきよみのみや)があります。
ご覧のように神聖な空気の漂う場所でして、お参りさせて頂きました。
鳥たちが遊ぶ声で耳を研ぎ澄ませば、風の音も聞こえます。神様が通っているような気がするかもしれません。
この別宮を出ると、外宮に向かって真っ直ぐな道があります。
ここを通って外宮にお参りしたとされ、この道は、神路通りと名付けられているそうです。
この神様が通った道を歩いて、外宮である豊受大神宮(とようけのおおみかみ)に向かいますと、北御門口鳥居へつながります。
1500年前に奉られたこちらは産業の守護神で、衣食住の恵みをお与えくださるそう。
正宮へ向かう参道は、森林の香りや木々の生命力を受け、ここに存在することに喜びを感じられる場所です。
