ユーカリと聞くと「コアラが食べる」ということで知られているように思います。コアラの食用になるのは、ユーカリの一部、数十種類だそう。

オーストラリアの原産であるユーカリ。熱帯、亜熱帯、温帯地域などに生殖し、根から水を引き寄せる力が強く、土壌を乾燥させるため、アルジェリアの湿地帯にマラリア対策として植えられたこともありました。防虫性もあるのですね。高さは5m程度のものから70mを超えるような品種まであるようです。
最初にユーカリを使用したのはオーストラリアの先住民アボリジニで、彼らはユーカリを万能薬として利用していたそうです。

コアラが好きなユーカリは、どのような味がするのでしょうか。私たちは、ガムなどに多いペパーミントよりも強い刺激のある、しみとおるような香りに感じます。のどの炎症を鎮めるなどの薬効があるため、のど飴やハーブキャンディなどによく配合されていますね。リウマチ痛や筋肉痛を和らげたり、風邪や水ぼうそう、マラリア、ジフテリアなどの伝染病にも有効とか。

主成分のシオネールがくしゃみ、鼻水のどや気管支炎症を抑えるのに有効なので、花粉症や鼻づまりなどに効き目があることでよく使われます。
他にも、頭脳を明晰にして、感情を鎮めてくれるので、精神を集中させたい時に役立つそうですよ。

 

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